アオキ 

生の葉を火で炙り柔らかく黒変させ、しもやけ、やけど、おできの患部に貼ると、痛みを和らげ、膿を出すことができるという。



アスナロ

アスナロはヒノキの一種で、「明日はなろう。ヒノキになろう」からアスナロと名付けられたという。
肝臓保護作用
15〜25gに水400mlを加え、約半量まで煎じて3回に分けて食間に服用する。



甘茶


甘茶とは、干した甘茶の葉を煮出した甘い飲み物です。葉っぱを乾かすと甘くなるそうです。
毎年4月8日の潅仏会(かんぶつえ)という仏教のお祭りで、釈迦の像に甘茶をかける風習があります。
効能:抗アレルギー作用 歯周病
飲み方は熱湯1.8Lに対して甘茶30〜40gを入れ、軽く再沸騰したら火を止めて飲む。
甘さは好みで加減する。



アララギ

血糖降下作用,利尿作用、腎炎,浮腫,生理不順
アララギ5g1gを600mlの水で煎じ、半分の量になるまで煮詰めます。それを13回に分けて服用する。



イチョウ葉

ヨーロッパでは血圧安定のために飲まれているようです。
イチョウ葉5〜10gを500ml位の水に入れ5〜10分間煮出してお茶代わりに飲む。



茵陳蒿(カワラヨモギ)

夏に花穂が現れた頃に花穂を刈り取り陰乾する。
肝炎、黄疸、蕁麻疹には10〜20gに水400mlを加え半量まで煎じて1日3回服用する。
胆石や胆道結石には10gにウラジロガシ12gを加えて煎じて服用する。



鬱金(ウコン)

胆汁促進 肝機能向上 整腸作用 利尿作用 殺菌作用 二日酔い予防 健胃ウコン粉末を1日2〜4g服用する。



裏白柏(ウラジロガシ)

体内の結石を溶解させる作用、また、結石の形成を予防する作用がある。腎臓結石、膀胱結石、尿管結石、胆石などに効果あり
裏白柏5〜15gを水600〜800ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。



黄精(ナルコユリ)

滋養強壮 虚弱者や病後の体力増強 精力減退 糖尿病 肺結核
黄精10〜20gを水600mlにて弱火で約半量になるまで煎じて1日数回に分けて服用する。
ナルコユリ酒
黄精200g グラニュー糖200gをホワイトリカー1.8Lに漬け、約6ヶ月位したら1回量10〜20mlを1日2〜3回服用すると体力がついて強壮になる。



オナモミ(蒼耳子)

秋に成熟した果実を採取し日干しにする。
副鼻腔炎で膿がたまった症状に1日10gを水400mlで半量になるまで煎じて3回に分けて服用する。
注!わずかな毒性があるので多量の服用には注意すること。



柿の葉

咳 出血 高血圧症 動脈硬化症

柿の葉を1日10〜15gをお茶代わりに服用する。



柿蔕(柿のへた)

効能:シャックリ

飲み方は、柿蔕10〜15個を水400ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。



夏枯草(ウツボグサ)

夏、花穂が変色し始めた頃に花穂のみを採取して、日干しにして乾燥させる。

消炎性の利尿剤として腎臓炎、膀胱炎などに効果があるとされている。
夏枯草10gに500mlの水を入れ、半量になるまで煎じて1日3回に分けて服用する。



ガジュツ

消化不良 生理不順

ガジュツ3gを搗いて粉にし、1日3回に分けて服用するか、煎じて服用する。



カリン

落葉後10,11月頃、黄色に熟した実を採集する。
カリン酒
果実6個を切りホワイトリカー約2Lと砂糖400gで2ヶ月以上漬ける。咳止めとしての効果がある。



ギシギシ(スイバ)

晩秋から冬に根を掘り出し、水洗いして乾燥して用いる。
ギシギシの根には大黄と同様の成分が含まれていて、緩下剤として用いられる。
便秘、にきび、高血圧、動脈硬化などには、乾燥させた根5〜10グラムを1日量として、水0.4リットルを加えて煎じて、約半分まで煮つめ、1日3回服用します。



金銀花

発熱、伝染性肝炎、化膿性疾患、神経痛、リウマチ
金銀花10〜15gに水500mlを加え、約半量まで煎じて3回に分けて食間に服用する。



クコの実

滋養強壮 疲労回復 老化防止 眼病予防
1日10〜20個を食す。
クコ酒にしてもよい。
クコの実200g 氷砂糖200gをホワイトリカー1.8Lに漬け3ヶ月間直射日光を避けて熟成する。



熊笹

貧血予防 高血圧予防 免疫力向上
熊笹3〜5gを水600〜800ml にて弱火で15分〜20分煎じて1日数回に分けて服用する。



熊柳

健胃、整腸、
5〜10gに水500mlを加え、約半量まで煎じて3回に分けて食間に服用する。



ケツメイシ

ケツメイシはエビスグサの種子で通常は炒って焦げ目をつけてお茶(ハブ茶)として飲みます。
ハブソウとは別のものです。

便秘 整腸 高血圧予防 むくみ
ケツメイシ5〜10gを水600〜800mlにて弱火で15分〜20分煎じ、1日数回に分けて服用する。
ケツメイシは焦げ目が付くまで炒った方がおいしい。
量が多すぎると下痢が続くことがあるので加減すること。




ゲンノショウコ

効能:下痢 便秘 腹痛 胃腸病
飲み方:ゲンノショウコ10〜20gを水400〜600ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。
高血圧予防には、ゲンノショウコ10g、ドクダミ10g、ケツメイシ(炒ったもの)5gを土瓶などで煎じて、お茶代わりに飲むとよく効くとされます。





牛膝

通経、浄血、利尿の目的で、月経不順、産後出血、脚気、膀胱炎、淋病、関節炎、リウマチの浮腫に用いる。
牛膝5〜10gを水400mlで半量になるまで煎じて服用する。



ゴボウシ

抗炎症作用 排膿作用 利尿作用
腫れ物、咽喉頭痛、むくみ、慢性の皮膚疾患に果実を炒って粉末にして1日8gを3回に分けて服用する。あるいは、5〜8gを煎じて1日3回に分けて服用する。



ゴマ

黒胡麻は滋養強壮に良く、塩を少々まぜて朝夕少量ずつ服用すれば老いるまで強健、無病であるといわれる。
白胡麻は緩下の目的で便秘に用いる。



小紫(コムラサキ)

夏に葉や小枝を採取して乾燥させ、寄生性皮膚病に対して、煎じて塗布する。
コムラサキの熟した果実に3倍量のホワイトリカーと氷砂糖を少し入れ3〜4ヶ月程度
するとハーブの香りのするリキュールができるそうです。



山椒(サンショウ)

夏から秋にかけて完熟した果実を採集して日干にし、種子や枝、割れていない果実を取り除く。
胃腸の働きが衰えた消化不良、食欲不振、冷えによる腹痛、腹部のガスの停滞に用いる。
1日2〜3gを水300mlで半量まで煎じて1日3回に分けて服用する。



紫根

ムラサキの根を5月か10月に掘り、晒乾する。
抗炎症作用、抗菌作用がある。
やけど、しもやけ、あかぎれなどに効果のある紫雲膏という軟膏に含まれている。



紫蘇子

赤ジソの種子を10月ころ採取して陰干しにしたもの。
鎮咳、去痰、便秘に効くとされている。
1日5〜10gを水400mlで半量まで煎じて1日3回に分けて服用する。



車前草

下痢止め、咳止め、止血、強壮
車前草10gに水500mlを加え、約半量まで煎じて3回に分けて食間に服用する。



ジュウヤク(ドクダミ)

通勤路を歩いていると、アスファルトの隙間からドクダミの新葉が出ていました。
効能:便秘 肌荒れ 動脈硬化症 高血圧症

飲み方は、ジュウヤク10〜15gを水600〜900ml にて弱火で15分〜20分
煎じて1日数回に分けて服用する。




女貞子(ジョテイシ)

ネズミモチの果実です。
肝腎を養い、腰膝を強くし、耳目、髪にもよい。
5〜10gを水300mlで煎じて150mlとして1日3回に分けて服用する。



スギナ

解熱、利尿、鎮咳作用
スギナ10〜15gを水600mlにて弱火で煮て300mlにし、1日3回に分けて服用する。



センナ 
便秘
1日量2〜5gを急須に入れ約100ml位の熱湯を注いで3〜5分ほど蒸らし、すぐに滓を去り温かいうちに服用する。頓服するか1日1回程度、便通の状態を確認しながら分量を加減する。



センブリ

食欲不振 食べ過ぎ 飲み過ぎ 二日酔い 消化不良
センブリ0.5〜1gをコップに入れ熱湯を注ぎ、人肌になれば取り出し服用する。



トチュウ(皮)

滋養強壮 強精 メタボリックシンドローム 腰痛 関節痛 
トチュウ皮10〜15gを水600〜900ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。



トチュウ(葉)

滋養強壮
トチュウ葉5gを水600〜900ml にて弱火で5分 煎じて1日数回に分けて服用する。



大棗(ナツメ)

健胃 ヒステリー 子供の夜泣き
大棗5gを水600〜800mlにて弱火で15分〜20分煎じて1日数回に分けて服用する。



陳皮

温州ミカンの果皮を乾燥させたもの。
胃腸病、食欲不振、吐き気、シャックリ、胃部のつかえ、咳、痰に応用する。
健胃の目的で果皮1日量5〜10gに水400mlを加えて約半量まで煎じて1日3回に分けて服用する。
感冒には乾燥した果皮1日量5gを煎じて、生姜を少々、黒砂糖を入れ熱いうちに飲み汗をかかせると熱が下がるという。



ナンテンジツ

気管支喘息 百日咳
ナンテンジツ5gを水400〜600mlにて弱火で15分〜20分煎じて1日数回に分けて服用する。



南蛮毛

むくみ
南蛮毛10gを水500mlにて弱火で煮て250mlにし、1日3回に分けて服用する。



ニラの種子

ニラの種子を韮子という。
腰、膝を暖め、頻尿、遺精などに効果あり。
種子を採取し蒸して炒る。それをすって粉にし1日2〜8g服用する



梅寄生(サルノコシカケ)

健康維持
梅寄生20gを水1.8L にて弱火で1時間以上煎じて泡がたたなくなったら火を止め、1日数回に分けて服用する。



ハトムギ

ハトムギにはタンパク質、脂肪、カルシウム、鉄分、ビタミンB1B2などの栄養分が豊富に含まれ、さらに、新陳代謝促進力がある。
殻が付いたまま炒ってしっかりと焦げ目が付いたら、搗いて粗く粉砕し、1日大さじ3〜4杯程度を煎じて服用する。



板藍根

インフルエンザ予防
冬から春への健康茶としては板藍根(バンランコン)のお茶がオススメです。
バンランコン3gに甘草を2g、手に入れば桔梗の根も2g(よく洗って干したみかんの皮2gを入れても良い)。体が冷える人にはショウガを3g入れて水400ml前後で少しグツグツ煮て黒砂糖か蜂蜜を入れて飲んでみて下さい。ウイルスにも良いという話ですから風邪やインフルエンザにも。ただし効き目に個人差が有りますので、初めは少しずつ飲んでみて下さい。あくまでお茶ですから補助として。



ヒトツバ

ヒトツバの乾燥葉は、泌尿器系の諸疾患に効き目があるとされている。尿路結石、血尿、腎炎、子宮出血、細菌性の下痢、せき、慢性気管支炎などに用いられている。
ヒトツバの乾燥葉を、1日量5〜10グラムに、水0.5リットルを加えて約半量まで煮詰めたものを1日3回、食前に服用する。



ビワ葉

効能:咳止め 暑気あたり 胃腸病 皮膚病
飲み方:ビワ葉5〜10gを水600〜800ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。



防已

関節炎 鎮静作用
防已10gに水500mlを加え、約半量まで煎じて3回に分けて食間に服用する。



ホウセンカ

全草を乾燥させたものを鳳仙(ホウセン)といい、種子を乾燥させたものを急性子という。
昔、ホウセンカの赤い花で爪を染めていた。



メグスリノキ

美容
メグスリノキ5〜10gを水600ml〜800ml にて弱火で15分〜20分 煎じて1日数回に分けて服用する。



木通(アケビの茎)

花のある時期に皮付きの茎を採取し、刻んで日干しにする。
腎炎、膀胱炎、尿道炎などに1日10〜20gを水500mlで半量になるまで煎じて服用する。



木天蓼

疲労回復 冷え性
木天蓼1015gを600mlの水で煎じ、半分の量になるまで煮詰めます。それを13回に分けて服用する。



桃の葉

効能:夏場の湿疹、あせも
飲み方:桃の葉50g を布袋に入れ水1Lで15分〜20分煎じる。その後布袋も
一緒に浴槽の湯の中に加える。



射干(ヒオウギ)

インフルエンザおよび喉頭疾患を起こすウイルスに対して、抑制作用が認められる。
風邪の咳や咽の痛みに対して、射干1回量5〜10gを水300mlで3分の1まで煎じて口に含みながら服用する。



ヤブコウジ

11月頃根茎と根を採取し天日干しにする。
のどの腫瘍、咳に用いる。
1日3〜6gを水400mlで半分まで煎じて3回くらいに分けて服用する。



ヤマボウシ

9〜10月頃に赤く熟した果実を採取し、生で食べたり果実酒にする。
果実酒は滋養強壮に良いとされている。



ヨクイニン

効能:むくみ 水太り 肌荒れ イボ 魚の目
飲み方:ヨクイニン10〜30gを水600〜800ml にて弱火で15分〜20分煎じて1日数回に分けて服用する。



ヨモギ

下痢 腹痛 高血圧症 神経痛
ヨモギ5〜8gを水500mlにて弱火で煮て250mlにし、1日3回に分けて服用する。



霊芝

免疫力の調節
霊芝25〜30gに水600mlを加え、強火にかけ沸騰したら中火で15〜20分煎じる。その煎じ液を他の容器に移す。これを1回目の煎じとして、2番、3番と同様に煎じる。約1L位できたら、冷蔵庫で保存して、1回20〜30mlを1日3回服用する。



レンセンソウ

効能:美容 ダイエット 胆嚢結石 尿路結石 糖尿病
飲み方:レンセンソウ5〜10gを水600〜800ml にて弱火で15分〜20分煎じて1日数回に分けて服用する。蜂蜜を入れると飲みやすい。



レンセンソウ

膀胱炎 尿路感染症
レンセンソウ10g15gを600mlの水で煎じ、半分の量になるまで煮詰めます。それを13回に分けて服用する。



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